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雲の上で紅茶を・・・
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カテゴリ:ラジオ:FMドラマシティ( 11 )
今週の紅茶(8/8放送分)
店長の紅茶コラムを
FMラジオ・ドラマシティの番組:「モーニングサンドウィッチ」(毎火曜朝)
「紅茶色の雲通信・ラジオ版」を放送していただいております。
【放送はネットでも聴けます】→サイマルラジオ



今週の紅茶(8月8日放送分)―
ティトゥーリア【バングラデシュ】




前回はティトゥーリア紅茶についてのいろいろな側面についてお伝えしました。
今回は純粋に紅茶を「味わう」ということにフォーカスして、ティトゥーリアを紹介します。
ラインナップは2種類。ブラックとアールグレイがあります。

ブラックという表現は聞きなれない方も多いかもしれません。
英語ではお茶全般は基本的に「tea」といいますが、日本茶(煎茶)は特に「green tea」と呼ぶように紅茶を「black tea」と呼びます。
それで、紅茶として加工した後に特に手を加えていないものを「black」と呼んでいます。
まぁ、普通の紅茶と思っていただければあたっています。

それに対してアールグレイは以前にご案内の通り、香り付けの加工が施されています。
ティトゥーリアブラックの特徴は、甘くやわらかい香りと渋みが比較的弱いのに深いコクがある味わいです。
いずれもセイロンやダージリンが持っているものと比較するとおだやかと言えますが、決して薄いとか軽い感じではありません。

ですから、ミルクともよく合いますし、ストレートでもとても満足感のある1杯となります。
あわせるスイーツはショートケーキのような生クリームを使ったものと、とてもよい相性です。
ケーキを食べた後に紅茶を口に含むと、生クリームがさらに紅茶に力を与えるといった感じです。
カスタードクリームを使ったシュークリームもぜひ一緒にどうぞ。
フレッシュな卵のかおりと甘い香りのティトゥーリアがとっても良く合いますよ。

アールグレイは、やはりこの季節なのでアイスティーにして楽しむと良いでしょう。
香り付けはそれほど強くないので、多めに作ってガブガブ飲むのに適しています。

ここで、熱いお湯でいれた紅茶を氷で冷やすオンザロックのアイスティーの作り方を簡単に説明します。
最初にポットを2つ用意してください。

① カップ2杯分の茶葉6gをポットに入れて沸騰したお湯を200ccを注ぎます。
② 2分半蒸らします。
③ もうひとつのポットに氷を入れます。氷の分量は水200cc分(一度ご家庭の製氷皿の容量を調べておくと確実です)
④ 蒸らし終わった紅茶を氷のポットに一気に注ぎます。
コツは、急速に冷却することです。
冷却に時間がかかるとクリームダウンと呼ばれる白く濁る現象が生じて、きれいな紅茶色のアイスティーではなくなってしまいます。

好みで甘みをつけて召し上がってください。
アールグレイは甘みがあるとより香りも味もひきたつようです。

もし、ブラックティーをアイスに作った場合、甘みをつけずに味わってみてください。
より紅茶の味をくっきりと感じることが出来ます。

8月中ニュアージュでは、このティトゥーリア紅茶をより多くの皆様に味わっていただけるようにキャンペーンを行なっています。

詳細はHPで説明していますが(詳細はこちら)、
簡単に紹介しますとネットから1500円以上お買い物をしてくださったお客様にもれなくティトゥーリアの試飲セットをプレゼントしております。

さらに、簡単なアンケートにご協力いただくと抽選であたる茶器のプレゼントも用意しております。
ゼヒこの機会にパングラディシュの紅茶を味わってみてください。
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by nuagetea | 2009-08-28 14:33 | ラジオ:FMドラマシティ
今週の紅茶(7/28放送分)
店長の紅茶コラムを
FMラジオ・ドラマシティの番組:「モーニングサンドウィッチ」(毎火曜朝)
「紅茶色の雲通信・ラジオ版」を放送していただいております。
【放送はネットでも聴けます】→サイマルラジオ



今週の紅茶(7月28日放送分)―
ティトゥーリア【バングラデシュ】


今週は、いつものお茶の楽しみとは違った視点での紅茶の紹介となります。
ティトゥーリアはバングラデシュの一地方の名称で、インドとヒマラヤ山脈で国境を接する地帯です。
もともとバングラデシュは紅茶の栽培が盛んな地域ではありましたが主に国内消費向けで、品質を強調して輸出されることはまれでした。
そんな中、紅茶を栽培するだけでなくそこに関わる人々の経済的な自立と持続性のある農場経営を目標として開かれたのがティトゥーリア農園です。

この農園の取り組みのひとつとして、オーガニック食品の市場を主な販売先と位置づけて農薬を使ったことがない土地を切り拓き、可能な

限り自然に近い状態を保ちながら紅茶を栽培する環境を整えました。
農園内の物資の運搬や人の移動も、自動車を使わず牛がその役割を担うなど、徹底した取り組みがされています。
そうすることで、地力を弱めない循環型の持続的な土地利用を実現しています。
もうひとつの特色は、働く人たちの環境です。
バングラデシュは貧困が大きな社会問題となっています。
仕事がない、あってもごく低賃金の労働しかないため、働くことをあきらめた人たちが多いこともひとつの要因といわれています。

そこで、貧しい人たちが経済的に自立するために行なわれている取り組みのひとつが、マイクロクレジットと呼ばれる低金利の小口融資です。
この制度を利用してお金を借り、小さなところからビジネスを起こしていくことを学習した人々は、将来に対して積極的な見方を持って仕事にいそしむことが可能となります。

ティトゥーリア農場では、労働者を雇う代わりにマイクロファイナンスを使って生活協同組合を設立し、そこに特定の仕事を「委託」することで組合に代金を支払います。
組合員は労働の成果が売上に反映されることを自覚できる上に、労働者でありながら経営にも関わるので意欲の高い労働環境となります。
それら生活協同組合は、単に紅茶農園のためだけに仕事をするのではなく、有機肥料を作るための牛の飼育、牛乳や乳製品の販売、無農薬での他の農産物の栽培などもてがけるなどして、地域全体が仕事を得て働ける環境をつくる取り組みも行なっています。

単なる紅茶の栽培にとどまらずに、自然保護や貧困の解消までやってしまおうというのがティトゥーリア農園が取り組んでいることなのです。

今年初めに東京で開かれた世界の食品の展示会にティトゥーリア農場のオーナーも訪れていて、しばらくお話しすることができました。

ご自身はバングラデシュではいわゆる富裕な階級に属しており、大学の教授の仕事もしながら農園の経営もするといったとてもマルチな才能の持ち主でしたが、ただ自分達が儲けられればいいという考えではなく、土地や環境を大切にすることや、より多くの人たちが満足感のある生活をつかめるような仕組みを作ろうとする点で、志の高い人物であることを感じました。

それで、今回、日本で自分の農場の紅茶が販売されることをとても喜んでおられました。

ニュアージュでもこうした運動がより多くの実を結んで欲しいという願いから、ティトゥーリア紅茶の販売を始めております。

8月中は、ティトゥーリア紅茶のプレゼントキャンペーンも計画しております。
詳しくはこちら

これまでは、紅茶を選ぶ場合味の良さや香りの好き嫌いがその選択の主要な基準でしたが、
これからは「どんな人たちが」「どんなところで」「どのようにして」作っているかということも、
紅茶を選ぶひとつの材料になるのかもしれません。

来週は、ティトゥーリア紅茶のたのしみかたをご紹介いたします。
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by nuagetea | 2009-08-28 14:17 | ラジオ:FMドラマシティ
今週の紅茶*アールグレイ(7月21日放送分)
FMラジオ・ドラマシティさんの番組:
「モーニングサンドウィッチ」(毎火曜朝)

「紅茶色の雲通信・ラジオ版」を放送いただいてます。
【放送はネットでも聴けますよ♪】→サイマルラジオ



今週の紅茶―
Janat バハジャ(2)


先週は、アールグレイのうんちく話になってしまいましたので、本日は実際の楽しみ方にフォーカスしてアールグレイを深めてみたいと思います。

アールグレイをより楽しむひとつの要素は、「アールグレイにも違いがある」ということを知ることです。
ベースとなる茶葉、着香するベルガモットの産地、香りの強弱、などメーカー、ブランドによってそれぞれが違いを出してその良さを競っているのがアールグレイの世界です。

ジャンナッツでは2種類のアールグレイを用意して、異なる好みや飲み方に対応しています。

ひとつめはバハジャ。ベースの茶葉はセイロンティーです。それに、地中海はシチリア島で取れたベルガモットの精油をつかい、比較的弱めの香り付けをしています。
バハジャの仕上がりは万人向けといえるでしょう。上品なベルガモット香はカップに口を近づけるときにやわらかく薫り、飲み手を幸せな気分にさせてくれます。

ベースがセイロンなので、ミルクを少し足してアールグレイミルクで楽しむのもいいでしょう。
その時は、甘みをつけるとより満足感の高いドリンクに仕上がります。

合わせるスイーツもあまり選びませんが、はっきりとしたベルガモットの香りにまけない香りや味を持つスイーツがどちらかといえばオススメです。
フルーツとカスタードクリームをふんだんに使ったタルトなどがいっしょにテーブルにあると、すごくその場が華やぎますね。


もうひとつのアールグレイはテドマルタ。
キームンをベースにマルタ島のベルガモットで着香しています。しかもかなり強めに。
キームン紅茶がスモーキーな香りをもっているため、それにまけないように強く香り付けしています。
その仕上がりは、もう初心者お断りのたたずまいといいますか、コアなアールグレイファンに贈る!といった風情があります。

淹れると部屋中がベルガモットの香りに包まれて、あたかもアロマポットを炊いたかのようです。

実際店頭でもみなさん香りを確かめながら購入されていますが、アールグレイ好きを自称される方は迷わずテドマルタを選んでおられます。
このくらい香りが強くないとね。とでもいわんばかりに。

テドマルタの良さがより発揮されるのはアイスティーにしたときでしょうか。

冷やしてもなお鮮やかなベルガモットの香りを楽しみながら一口飲むと、キームンのスモーキーが口の奥に広がります。
テドマルタのアイスを旬の果物を使ったフルーツパフェと一緒に楽しんでしまいましょう。
コーンフレークを敷いて、ホイップクリームを絞り、フルーツカクテルを少し。
その上にアイスを乗っけてまたホイップクリームをぐるぐるぐる。

カットフルーツを落ちないように飾って、アーモンドクラッシュでも散らしましょうか。
蒸し暑い夏の午後に、味と香りの豪華な共演となることでしょう。



おっと忘れていました。
ジャンナッツのアイテムにはもうひとつ。100個入って750円のお得なアールグレイティーバッグBOXもありました。
こちらは水出しで一晩置けばしっかり味と香りが乗って、おいしくいただけます。

水代わりに冷蔵庫に冷やしておくと、急のお客様でも美味しいアールグレイを振舞うことができますよ。


さて、来週はとても革新的な紅茶栽培の取り組みをしているバングラディシュの紅茶を取り上げます。
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by nuagetea | 2009-07-29 05:48 | ラジオ:FMドラマシティ
今週の紅茶(7月14日放送分)
FMラジオ・ドラマシティさんの番組:
「モーニングサンドウィッチ」(毎火曜朝)

「紅茶色の雲通信・ラジオ版」を放送いただいてます。
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今週の紅茶―
Janat バハジャ


多くのファンに支持されながら、実は大きな誤解もされている紅茶「アールグレイ」。
おそらく誰もが一度は口にしたことがあるに違いない、人気の紅茶アールグレイとは一体どんな紅茶なのでしょう。

さて、まず始めに「アールグレイ」という言葉の意味をはっきりさせておきましょう。
「アールグレイ」とは日本語にすれば「グレイ伯爵」となり、19世紀始めにイギリスで首相を務めたチャールズグレイのことを指します。
この人物の名前がそのまま紅茶の名称としてつかわれているのが「アールグレイ」という紅茶であり、主要な紅茶メーカーのほとんどはこの名称の紅茶を発売しております。

では、アールグレイとはどんな紅茶なのでしょう。
ひとことで言えばそれは、ベルガモットで着香した紅茶のことです。

大きな誤解をされているというのが実はこの部分です。
アールグレイの放つ鮮やかなベルガモット香は、とても気持ちを落ち着かせる効果があり、紅茶の味に爽やかな風味を添えてくれるのですが、それが紅茶の本来の香りだと思っている方も多くいらっしゃいます。

どうして、そのような誤解が広まったのでしょうか。
おそらく、多くの飲食店でドリンクのメニューに「紅茶」としか書いていない場合、その紅茶を注文するとほぼ間違いなくアールグレイがでてくることが大きな原因ではないかと考えています。

それで、紅茶専門の本でも読まない限り、紅茶=アールグレイと考えてしまうのも無理のない話しです。

その延長でしょうか、ダージリンやセイロンと同じ、産地を示していると思っている方も結構いらっしゃいました。

実際は、セイロンティーやキームンにベルガモット香をつけてアールグレイとして販売されているケースが多いのですが、中にはダージリンに着香しているものもあり、同じアールグレイという名前でも、味はかなり異なってきます。

これまで取り上げてきた数々の出身の異なる魅力的な紅茶たちは、それぞれに個性的であり、その特徴を知ることで料理やスイーツとの相性を考える幅が豊かになります。

そんなことから、アールグレイが本来の紅茶の香り、紅茶らしい香りであるという誤解については、少し違うかなと思ったりしています。

まあ、そうはいってもアールグレイが美味しい紅茶の1つであることは動かぬ事実であります。

今週はちょっと紅茶の楽しみ方からは離れた専門的でやかましい話になってすみません。
来週は、アールグレイの美味しい楽しみ方をご紹介できればと思います。
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by nuagetea | 2009-07-21 14:54 | ラジオ:FMドラマシティ
今週の紅茶
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FMラジオ・ドラマシティさんの番組:
「モーニングサンドウィッチ」(毎火曜朝)

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今週の紅茶―
ヴィクトリア[ケニア紅茶]



日本ではまだあまり知られていないケニア紅茶の栽培が始まったのは今から106年ほど前にさかのぼります。
以来、イギリスを始めとしたヨーロッパでその品質が認められるようになり徐々に生産量は増えていった結果、2004年には31万トンを出荷しています。
これは、インドや中国についで世界第三位の産出量です。

それで、日本ではまだそれほどではないとしても世界的にはケニア紅茶はとても一般的に飲まれている紅茶であることがわかります。
ケニアの茶産地の気候風土は降水量が少なめで日照が多く、お茶の育成に最適な気候です。

茶園のある地域は標高1500m~2800mほどで、グレートリフトヴァレーと呼ばれる渓谷地帯の東と西の両高地に広がっています。

ケニア紅茶の栽培の特徴は、土壌の栄養を補充するために、定期的に天然肥料をつかいますが、化学物質の肥料は使用しない有機栽培であることです。
また、ケニヤ紅茶は殆どがCTCと呼ばれる仕上がりが小さな粒状になる加工が施されています。
これは、短時間で抽出が可能であることや、コクのある仕上がりになる利点があります。

ケニア紅茶の味はひとことで言えばとても素朴な味わいです。
ダージリンやセイロンティーのフルーツを思わせるような方向はありませんが、大地の香りとでも言うのでしょうか、安心感を抱かせる落ち着いた香りが広がります。

渋みも高地でとれる割にはそれほど強くはありません。
あわせるスイーツやお料理もそれほど選びません。

朝食にパンケーキやピザトーストと一緒に召し上がってみるのはいかがでしょうか。

ストレートで香りを楽しむのもいいですし、ミルクとの相性がとてもよい紅茶なので、お好きな方を選んでください。
ただし、ミルクを入れる場合は少なめで充分です。

プレーンなシフォンケーキなど、生地の素材の味を楽しむようなスイーツはあまり自分を主張しないケニア紅茶にぴったりかもしれませんね。
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by nuagetea | 2009-07-11 09:58 | ラジオ:FMドラマシティ
今週の紅茶(6/23放送分)
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FMラジオ・ドラマシティさんの番組:「モーニングサンドウィッチ」(火曜朝)
「紅茶色の雲通信・ラジオ版」を放送いただいてます。(30日も放送がありますよ!)
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今週の紅茶―
モナミ【ヌワラエリヤ】


スリランカ島中南部の山岳地帯に位置するヌワラエリヤは標高が1800メートル以上あり、紅茶が栽培されている土地の中でも最も高い部類に属しています。
ここは、イギリスが殖民していた頃に避暑地として開発されたという側面と、紅茶の栽培地として切り拓かれていった側面を併せ持っています。

朝晩と日中の寒暖差が激しい気候は、個性の強い鮮烈な紅茶を生み出すすばらしい環境といえます。
そこで生産されている紅茶は、スリランカの紅茶でありながらそれらしからぬいくつかの特長を備えています。
ひとつは水色(すいしょく)。

おしなべて赤みの強い深くきれいな水色を特徴とする他のセイロンティーと異なり、オレンジに近い明るく透明度の高い水色をヌワラエリヤ紅茶はもっています。
どちらかといえばダージリンに近い色でしょうか。

香りは雨上がりの森の中を思わせる、とても爽やかな香気を持っています。
味も直線的な渋みを最初に感じた後にそれがスッと切れていき、その後に淡い甘みが広がります。上質な白ワインのキレにも似ています。

香り、味がいずれもとても微妙なバランスの上になりたっていると感じる紅茶で、ぜひストレートで召し上がっていただきたい紅茶です。

あわせるお菓子はフルーツを使ったものがオススメです。
果物の酸味や甘みがヌワラエリヤの香気と味をより膨らませてくれることでしょう。
和三盆のようなすっきりした甘さの砂糖をつかった餡のはいった和菓子もいいですね。
プレーンなスコーンに旬のフルーツジャムをつけたものもよく合います。

いずれにしても、ヌワラエリヤを飲む時はまずその香り、そして味を充分に楽しむようにしてください。
高原で避暑を楽しんでいるイギリスの淑女、紳士になったつもりで。


次は、スリランカ島を飛び出して中国はキームン省にいきましょう。中国紅茶キームンをご紹介します。
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by nuagetea | 2009-06-29 13:28 | ラジオ:FMドラマシティ
今週の紅茶(6/16放送分)
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FMラジオ・ドラマシティさんの番組:「モーニングサンドウィッチ」(火曜朝)
「紅茶色の雲通信・ラジオ版」を放送いただいてます。
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今週の紅茶―
ボルドヌイ【ウバ】

先週のディンブラと同じスリランカ島の中央部やや南東にウバ地方は位置しています。標高が1300m以上になり、上質な茶葉が栽培される条件に恵まれているところです。

ディンブラとそう遠くない場所にあるとはいえ、そこから生まれてくる紅茶の特徴は全く別物で、とても個性の強い味と香りを楽しむことができます。

その香りのひとつの特徴は「メンソール香」とよばれ、とても「爽快で刺激的です。

もちろんそれだけでなく薔薇のような甘い香りの成分も含まれており、発酵茶ならではの複雑かつ豊かで変化にとんだアロマを楽しむことができます。

飲んだときにまず感じる味の特徴は鮮烈な渋みでしょう。ディンブラやニルギリなどのマイルドな紅茶には無い強さがそこにはあります。
そして渋みの後にはやわらかな甘みを感じることができます。
香りも味も、とても直線的で鮮烈なのがウバの特徴といえるかもしれません。

その香りを楽しむためにはストレートで召し上がっていただくことをオススメします。

ただしその場合、蒸らす時間をきちんとはかってくださいね。長すぎるとかなり渋みが強く出てしまいます。
2分から長くて2分半ぐらいでカップに注いでください。

もうひとつの楽しみ方は、普通の倍の茶葉でストレートでは飲めないほど強く淹れたウバをたっぷりのミルクで割る濃厚なミルクティーです。
実は、これはわたしがとても好きな飲み方で、朝ちょっとぼんやりしてるときなどに飲めば、すっきりと目が覚めます。

ストレートで召し上がる場合は、弱めに淹れたウバ紅茶にサブレやスコーンなどの軽い焼き菓子はいかがでしょうか。
そして濃厚なウバミルクティーはもう、それだけでも満足できる一杯です。
もちろん朝食と一緒に飲むのもいいでしょう。

仕事の前やちょっと疲れを感じたときに濃厚なミルクティーはあまーくして飲むと、脳がよみがえりますよ。



さて、次週はスリランカシリーズの3回目。ヌワラエリヤをご紹介します。




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今日も紅茶日和
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by nuagetea | 2009-06-18 14:44 | ラジオ:FMドラマシティ
今週の紅茶 トワフレー 【ディンブラ】
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今週の紅茶―
トワフレー【ディンブラ】


インド半島の突端に寄り添うようにして浮かんでいるセイロン島は、世界でも有数の紅茶の産地です。
日本で普及しているティーバッグに用いられているのもセイロンティーがかなりの割合を占めています。

1972年に国の名前が変わりスリランカとなったため、セイロンティーとスリランカティーと2つの呼称が混在していますが、どちらも同じ産地のものです。
それほど大きな島ではありませんが、採れる場所によって紅茶の味や香りの特徴は明確に異なります。

複数の産地のものをブレンドして「セイロンティー」として販売されることも多いのですが、いずれも深く透明な赤褐色の水色(すいしょく)と花のような香りがのっているのが共通した特徴です。

また、発酵を促すために茶葉をあらかじめ切ってしまう西方もセイロンティーではよく使われています。
それで、細かい茶葉に仕上がるため、淹れるときの時間は短目にしてください。

今日の紅茶「トワフレー」がとれるディンブラ地方はスリランカの中央部やや西に位置していて、800から1200メートルほどの標高で紅茶を栽培しています。

比較的高い場所であるにもかかわらず、渋みの少ないマイルドな味わいの紅茶ができます。
香りは薔薇に似たとても華やかな香りを持っているのもディンブラの特徴です。

渋みが少ないため、前回のニルギリ紅茶同様多彩なアレンジに向いている紅茶でもありますし、その香りのおかげでミルクとの相性もとてもいいです。

アイスティーにしても濁りづらくきれいな色の仕上がりになるので、喫茶店でアイスティー用に使われるケースも多くあります。

朝食にパンやベーコンエッグと一緒に召し上がってみてください。
鮮やかな香りはまだ眠い目をすっきり覚ましてくれますし、料理の脂をすっきりながして口の中がさっぱりしますよ。
ドライフルーツを入れたパウンドケーキと一緒に午後のティータイムにもオススメです。


次回は、おなじスリランカの紅茶のひとつ、ウバをご紹介します。




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by nuagetea | 2009-06-12 16:19 | ラジオ:FMドラマシティ
今週の紅茶 エベレストヴァレー 【ニルギリ】
FMラジオ・ドラマシティさんの番組:「モーニングサンドウィッチ」(火曜朝)
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今朝の放送内容です♪



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今週の紅茶 エベレストヴァレー 【ニルギリ】

アッサム、ダージリンとならぶインドの紅茶産地であるニルギリは現地の言葉で
「青い山脈」といういみがあります。

1700~2000メートルの高地で栽培されていますが、
アッサムのようなコクやダージリンの渋みもありませんが、
とても華やかな香りと、マイルドな味の仕上がりが特徴です。

淹れたときの水色(すいしょく)はアッサムよりも明るくダージリンよりは濃い、
透明度の高いオレンジ色です。

紅茶のお店をやっていると、ご注文されるお客様が「紅茶らしい紅茶をお願い」とおっしゃることがあります。
毎日紅茶を淹れていると、産地による紅茶の違いがよりきわだってくるため、かえって「紅茶らしい」と言われた時に最初のうちは戸惑ったものです。

今では、そういう場合はほぼこのニルギリの紅茶をお出ししています。

その軽い味わいと甘い香りは、紅茶を楽しむ入り口としてはもってこいだからです。

紅茶としての個性が弱い分、いろんなアレンジに向いているのもニルギリ紅茶の特徴です。
フルーツを入れてみたり、スパイスをブレンドしてみたり、アイスティーにするのもいいですね。
あわせるスイーツとしてフルーツタルトはいかがでしょう。

季節の果物の爽やかな酸味や甘み、そしてタルト生地のバターの香りとニルギリの香りはとても相性がいいですよ。
夏に向けてとてもよく売れるお茶です。


お店では、簡単なアイスティーのコツなどもお教えできますので、気軽にご相談ください。


来週は、スリランカの紅茶をご紹介します。
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by nuagetea | 2009-05-19 21:06 | ラジオ:FMドラマシティ
今朝の紅茶
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5月12日で放送していただいた内容です♪



「ムーンバレー(ダージリンセカンドフラッシュ)とダージリンファーストフラッシュ」

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先週ご紹介したアッサムティーと同じインドで生産されているものの、アッサムティーとはまるで違う個性を持つダージリンティー。

その名前を知らない人はいないほど世界でも有名で、値段が高いという意味で高級な紅茶です。

インドの北東部で、ヒマラヤ山脈の裾野に位置するダージリン地方の平均標高は約二千メートル。

朝晩と日中の寒暖の差が激しいこの地方で栽培される紅茶は独特の鮮やかな香りがそのすべてといっても過言ではありません。

いれたときの紅茶の色も明るい琥珀色で、知らない人は「なかなか色が出ない紅茶だ」と勘違いするほどです。

味は直線的な渋みとほんのりとした甘みが複雑に入り混じっています。

また、採れるシーズンによってその味は大きく変化するため、美味しく入れるためにはそれぞれのシーズンの特徴を理解していることが必要になります。

ちょうど今頃から日本でも販売が始まる「ダージリンファーストフラッシュ」は、その年の最初の収穫されたダージリンティーの呼称です。

発酵が弱く、浅いさっぱりとした味と鮮烈な渋みがあります。いれるとグリニッシュと呼ばれる若草のような香りが漂います。

ファーストフラッシュに限って蒸らし時間は1分から2分が適当です。それ以上おくと渋みがとてもきつくなります。

ただし、煎茶のように2番煎じ、3番煎じも楽しめます。(こんなこと書いている本はありませんが…)

初物ということで珍重されるお茶ですね。

そして、夏ごろから市場にでてくる「ダージリンセカンドフラッシュ」は、ダージリンの中でも最も高い値がつくクオリティーシーズンの紅茶です。

ファーストフラッシュとくらべて味にコクと深みが増しています。1杯で深い満足感が得られる紅茶です。

マスカテルとよばれる果物のような甘い香りもその特徴です。

このように、いいことづくめのように思われるダージリンティーですが、実はお客様の声を聞きますと意外に好みが分かれる紅茶でもあります。

香りも味も際立っているため、その強さが苦手に感じる方もいらっしゃいます。

ですから、「ダージリン」=「高級」=「おいしい」と短絡させずに、やはり一度味を見て自分に合うかどうかを確かめてみるとよいでしょう。

そうはいっても、わたしはダージリンティー大好きです。

ファーストフラッシュをアイスティーにすると、これまたさわやかな暑気払いのドリンクに仕上がります。

餡を使った和菓子やフルーツを使ったケーキ、軽い味わいのムース系のケーキなどとあわせてみてください。



● ダージリンファースフラッシュ

● ムーンバレー



来週の放送も、お楽しみに~♪♪
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by nuagetea | 2009-05-13 06:25 | ラジオ:FMドラマシティ