FMラジオ・ドラマシティさんの番組:
「モーニングサンドウィッチ」(毎火曜朝)で
「紅茶色の雲通信・ラジオ版」を放送いただいてます。
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サイマルラジオ
今週の紅茶―
Janat バハジャ(2)
先週は、アールグレイのうんちく話になってしまいましたので、本日は実際の楽しみ方にフォーカスしてアールグレイを深めてみたいと思います。
アールグレイをより楽しむひとつの要素は、「アールグレイにも違いがある」ということを知ることです。
ベースとなる茶葉、着香するベルガモットの産地、香りの強弱、などメーカー、ブランドによってそれぞれが違いを出してその良さを競っているのがアールグレイの世界です。
ジャンナッツでは2種類のアールグレイを用意して、異なる好みや飲み方に対応しています。
ひとつめはバハジャ。ベースの茶葉はセイロンティーです。それに、地中海はシチリア島で取れたベルガモットの精油をつかい、比較的弱めの香り付けをしています。
バハジャの仕上がりは万人向けといえるでしょう。上品なベルガモット香はカップに口を近づけるときにやわらかく薫り、飲み手を幸せな気分にさせてくれます。
ベースがセイロンなので、ミルクを少し足してアールグレイミルクで楽しむのもいいでしょう。
その時は、甘みをつけるとより満足感の高いドリンクに仕上がります。
合わせるスイーツもあまり選びませんが、はっきりとしたベルガモットの香りにまけない香りや味を持つスイーツがどちらかといえばオススメです。
フルーツとカスタードクリームをふんだんに使ったタルトなどがいっしょにテーブルにあると、すごくその場が華やぎますね。
もうひとつのアールグレイは
テドマルタ。
キームンをベースにマルタ島のベルガモットで着香しています。しかもかなり強めに。
キームン紅茶がスモーキーな香りをもっているため、それにまけないように強く香り付けしています。
その仕上がりは、もう初心者お断りのたたずまいといいますか、コアなアールグレイファンに贈る!といった風情があります。
淹れると部屋中がベルガモットの香りに包まれて、あたかもアロマポットを炊いたかのようです。
実際店頭でもみなさん香りを確かめながら購入されていますが、アールグレイ好きを自称される方は迷わずテドマルタを選んでおられます。
このくらい香りが強くないとね。とでもいわんばかりに。
テドマルタの良さがより発揮されるのはアイスティーにしたときでしょうか。
冷やしてもなお鮮やかなベルガモットの香りを楽しみながら一口飲むと、キームンのスモーキーが口の奥に広がります。
テドマルタのアイスを旬の果物を使ったフルーツパフェと一緒に楽しんでしまいましょう。
コーンフレークを敷いて、ホイップクリームを絞り、フルーツカクテルを少し。
その上にアイスを乗っけてまたホイップクリームをぐるぐるぐる。
カットフルーツを落ちないように飾って、アーモンドクラッシュでも散らしましょうか。
蒸し暑い夏の午後に、味と香りの豪華な共演となることでしょう。
おっと忘れていました。
ジャンナッツのアイテムにはもうひとつ。
100個入って750円のお得なアールグレイティーバッグBOXもありました。
こちらは水出しで一晩置けばしっかり味と香りが乗って、おいしくいただけます。
水代わりに冷蔵庫に冷やしておくと、急のお客様でも美味しいアールグレイを振舞うことができますよ。
さて、来週はとても革新的な紅茶栽培の取り組みをしているバングラディシュの紅茶を取り上げます。